FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誰のための「働き方改革」か。廃案しかない。

安倍首相は、通常国会を「働き方改革国会」と位置づけ、私たちの反対の声を押し切って「働き方改革関連法案」を国会に提案しました。この働き方改革法案は最初からデタラメでした。もともとこの法案には「裁量労働制」(みなし残業)の拡大がありましたが、厚生労働省は、裁量労働制を働くものにとって良い制度であるかのように見せるために、「一般の労働者より裁量制の労働者の方が労働時間が短い」というデーターを資料として出していました。ところがそのデーターたるや全くのでたらめのあり得ないもので、データー偽装であることが明らかとなり、結局、裁量労働制の拡大を今回の法改正では諦めざるを得なくなりました。裁量労働制の拡大を延期したことで、財界から失望の声が出され、財界のための法案であったことが明白となりました。

「働き方改革関連法」は、裁量労働制の拡大をあきらめたとはいえ、財界の強い要請で出された法案であることは明らかです。

 

1.労働時間の上限規制

  18時間、週40時間労働」これが労働時間の原則です。それを無視して「残業が当たり前」の議論となっています。しかも残業時間の上限は月100時間未満。年間720時間まで認める。これは過労死水準です。安倍首相は、「長時間労働の慣行を打ち破る」どころか、長時間労働を合法化しようとしています。

 

2.「残業代ゼロ」と「定額働かせ放題」

  「時間ではなく成果で評価」「脱時間給」などとウソの報道がされている「高度プロフェッショナル制度」。「裁量労働制」についてはデーターねつ造問題が発覚し、法案から削除することになりましたが、いずれも「成果で評価する」などの文言は法案にはありません。「高度プロフェッショナル制度」とは、第一次安倍政権時に「過労死促進法」「残業代ゼロ法」と批判され、導入を断念したホワイトカラーエグゼンプション制度のこと。「スーパー裁量労働制」です。何時間働いても一定額さえ支払えば長時間労働をさせることができる制度で、 つまり残業手当も深夜手当も休日手当も免除される制度です。「成果で評価」はなく、「仕事が終わるまでただ働きしろ」というもので、経営者が導入を求め続けている制度です。

 

3.「同一労働同一賃金」はウソ 

「同じ仕事をしていれば、労働時間に比例して同じ処遇(賃金や手当、ボーナス、 退職金、休暇等)」というのが、「同一労働同一賃金」です。しかし、安倍政権の「同一労働同一賃金」は、まったく別物。なぜなら、「管理職への登用がある」「配置転換がある」などの正社員は、その正社員に仕事を教えてくれるパートより賃金が高くても、問題ないとされています。こちらも法案のどこにも「同一労働同一賃金」という言葉はありません。「合理的な待遇差」は許されるとすることが、「同一労働同一賃金」どころか格差の固定化につながってしまいかねません。

 

 「働き方改革」法案の廃案を目指して、全国で実行委員会が結成され全国キャラバンが取り組まれます。4月17日に東京で出発集会が開催され、南北2コースでキャラバン行動が取り組まれます。兵庫県では5月11日に宣伝活動を行い、16時に兵庫労働局に申し入れ行動を行った後、夕刻6時20分より神戸・三宮の東遊園地で集会を開催し、デモ行進を行います。法案に反対する多くの仲間の参加をお願いします。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。